福岡県北九州市は関門海峡に面し、九州の北東端に位置しています。“北九州市”というと工業の町というイメージが浮かぶかもしれません。しかし、現在の“北九州市”はエコタウンとして全国的に注目を集め、観光地として国内外の観光客が訪れている街なのです。そして“北九州市”が誇る“宝”として豊かな自然があります。雄大な自然の恩恵を特に受けている地区として、北九州市小倉南区があげられます。
北九州市小倉南区の合馬(おうま)には「日本最大のたけのこの里」があります。竹林面積は約1400ヘクタール(東京ドーム約299コ分)にわたり、たけのこが収穫できる竹林面積としては日本一。毎年春には“合馬たけのこ”に舌鼓を打ち、夏にはホタルが飛び交う様子を眺める。多くの観光客を魅了し、テレビ・マスコミにも度々とり上げられているスポットなのです。また合馬の竹林はその清らかで豊かな環境から、環境省による『かおり風景 100選』に選出されています。
春の味覚の代表格“合馬たけのこ”
北九州市小倉南区合馬「日本最大のたけのこの里」で採れた“合馬たけのこ”は、年間約3,200トンが出荷され、全国的に有名なブランドたけのこです。京都や大阪の高級料亭で使われ、築地市場にも出荷されている逸品です。風味豊かでえぐみがなく、適度な柔らかさと心地の良い歯ざわりをあわせ持っています。
また広大な合馬の竹林畑には、知る人ぞ知る「白子」と呼ばれる希少価値のあるたけのこが育つ場所があります。食通の間で話題となり、地元の方でも「なかなか口にすることが出来ない」といわれるものです。
今や日本中で有名な“合馬たけのこ”は北九州市を代表する名産品。“合馬たけのこ”以外にも竹林の竹を使った工芸品や竹炭・竹酢液も好評を得ています。
絶品“合馬たけのこ”を育む「水」「土」
たけのこが育つ絶対条件の一つが「水」です。豊富に育つのは「水」がキレイである証拠であり、“合馬たけのこ”が超一級品であるということは、究極の土壌が存在するのです。合馬地区の竹林「日本最大のたけのこの里」に降った雨は、竹の根をつたい、粘土質の「赤土」で覆われた土地をゆっくりと時間をかけて地中に染み込んでいきます。上質な「赤土」はマイナスイオンを多く持っており、雨などに含まれる不純物(プラスイオン)を吸着します。キレイになった水は、さらに岩盤によって磨かれながら地中深くの水脈へ流れ込んでいきます。岩盤に多く含まれているナトリウムイオンが水に溶け込み、天然水のミネラルとなるわけです。
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